ゆあがり
考えている最中に、蛍。蛍が、目に留まった。蛍の灯を眺めている。郵便ポストの配達ふの二の腕の
二の腕の
うえ
腕まくり
足の裏から地面へ直接移動していく影
蛍光灯の光まちのひかり
まちのひかりが
うごきのなかで
イカれている
ゆげがたつ
ゆげ
温泉街
温泉
温泉のスタート地点
地点
じて
いぬ
いぬ
ももとめも
も
梔子の木下の下
した
いぬ
めをめがけてとんでゆくめがね
めがね型
カブトムシカブトムシはいつも通りわたしの手のひらに収まった
私の手の甲に手裏剣がつきささる
氷柱
氷柱がたれている
くるまいす
くるまいす
電話を手に取ると右手と左手の交換がはじまる
きょうはつかれている
つかれているわけではないけれども駆け足で過ぎ去る
いぬ
いぬ
いぬ
いぬがはしっているすぎさる
妖怪
水木しげるのDNA
水木しげる
妖怪
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます