祖父「孫よ、ダンジョン配信しないか?」 俺「いいよ」 ダンジョン攻略ついでに強者のプライドへし折ってくるわw 略:『孫ダン』
あくはに@ 『孫ダン』執筆中
初配信と出会い
第1話 「孫よダンジョン配信やらんか?」
こっちも、よろしくお願いします。
このS級探索者は、一階層しかないE級ダンジョンすら攻略できません。~実際は、一階層ボスが強すぎる件~
https://kakuyomu.jp/works/16818093088673468830
エロゲの世界だろうと、俺は俺の道を笑いながら突っ走る。そしたら、ヒロイン達が俺を走って追いかけて来たんだけど!?
https://kakuyomu.jp/works/16818093088923300230
異世界から帰ってきた勇者様、今度はラブコメの親友ポジとして暗躍するようです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093088992457053
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「おい、孫よダンジョン配信とやらをしてみんか?」
俺こと「夜月 刀命(やづき とうめい)」の祖父「夜月 源創(やづき げんぞう)」がそんなことを聞いてくる。
「なんで?」
そう返すと
「...面白そうだから」
真面目腐った顔で、さらには真剣な声音でしょうもないことを言ってくる。
「いいよ」
「やっぱり、ダメじゃよn...いいのか!?」
「おう、ダンジョンが現れてから家業は結局ダンジョン内でやることになったんだろ?実際俺もダンジョン内でしかしたこないし」
「え、でも最近の若いもんは陰の実力者ムーブとやらが流行っておるんじゃろ?」
「どっからそんな情報仕入れてるんだよ...」
「ラノベに決まっておろう」
思わずため息がこぼれる。じいちゃん趣味が若すぎるだろ。
「で、お主はラノベよろしく実力がバレたら面倒臭いことに巻き込まれるとは思わんのか?」
「いや、逆に夜月の一族に生まれることより面倒臭いことある?」
「カッカッカッ、確かにのぉ」
じいちゃんは俺の言葉に愉快そうに笑う
「でも、権力を使って脅してくる輩もいるかもしれんぞ?ん?」
「どうせ、そんな奴らは中途半端な権力しか持ってない奴らだろ」
ニヤニヤしながら分かりきったことを聞いてくるなよ。
「んで、機材とかはどうすんの?」
「全部そろってあるぞ」
「用意周到だな、おい」
「機材がそろっているなら、ライセンスカード取得しないとだな」
ライセンスカードとは、ダンジョンに潜るための許可証みたいなもので、E~Sランクまで存在している。ちなみにSランク探索者は世界探索者ランキングトップテンの奴らに与えられるものだ。ダンジョンの難易度も探索者のランクと同じであり、Sランクダンジョンは五つしか存在しない。日本にはSランクの探索者は一人でSランクダンジョンも一つといった具合だ。
「ライセンスカードもあるぞ」
「マジ?」
「マジじゃよ」
「ちなみにランクは?」
「SSランクじゃよ」
「え?新設されたん」
「相変わらず察しがええのう。元々儂らはライセンスカードがなくてもダンジョンに潜れたが配信をするということをWDA(World Dungeon Association)に言ったら新設されたというわけじゃ」
「要するに、俺のために作られたわけね」
「ぶっちゃけ、そうじゃな」
「いつからすんの?」
「WDAから正式に通告した後からじゃから、一週間後とかじゃな」
「思ったより早くて草」
ここまで、単調な会話が続いたが本来の刀命はもっと年相応(刀命は高校二年生の16歳)だが、今は推しのダンジョン配信者の配信を超集中して見ているためこのようになっているのである。祖父の源創もまた同じ理由でこのようになっているのである。要するにこの二人は、ただのオタクである。
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あとがき
新しい小説も執筆し始めたので、ことらの方も読んでくださると嬉しいです。
学園一の美少女に「助けて」と言われたので、全力で応えたいと思います。
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