徒然なるままに書く詩
中原 美槻
1.何だかよく分からない
何だかよく分からない
なぜだかよく、分からない
それはいつのことだっけ?
そういえば、昨日のことだった
どうして何もうまくいかないんだろう?
僕は役に立たないのかな?
何でもうまくいく人なんかいない!
でも逆に、何でもうまくいかない人はいる
それは、「僕なんだ」と思うことがある
でも、「僕じゃない人」だってそうである
何だかよく分からない
なぜだかよく、分からない
それはいつのことだっけ?
そういえば、これも昨日のことだった
誰かがそこで、泣いていた
誰だか分からないけど、泣いていた
どうして、その人は何故泣いていたの?
何だかよく分からない
どうして、その子は泣いていたの?
どうして、うずくまって泣いているの?
きっと、誰かと別れたのかな?
そりゃあ、悲しくなるもの
人と――――愛する人とはぐれたのかな?
きっと君を誰でもないだれかが見つけてくれるよ
うまくいくことより
うまくいかないことが多すぎて
僕はどうすることもできない
でも、生きていた中でうまくいったこともあったよね?
100回に1回あればいい
そう思えば、人生はすばらしい
2回目も、3回目も、これからずっと続くはず
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます