徒然なるままに書く詩

中原 美槻

1.何だかよく分からない

 何だかよく分からない

 なぜだかよく、分からない

   

 それはいつのことだっけ?

 そういえば、昨日のことだった


 どうして何もうまくいかないんだろう?

 僕は役に立たないのかな?


 何でもうまくいく人なんかいない!

 でも逆に、何でもうまくいかない人はいる


 それは、「僕なんだ」と思うことがある

 でも、「僕じゃない人」だってそうである  


 何だかよく分からない

 なぜだかよく、分からない

   

 それはいつのことだっけ?

 そういえば、これも昨日のことだった


 誰かがそこで、泣いていた

 誰だか分からないけど、泣いていた


 どうして、その人は何故泣いていたの?


 何だかよく分からない


 どうして、その子は泣いていたの?

 どうして、うずくまって泣いているの?


 きっと、誰かと別れたのかな?


 そりゃあ、悲しくなるもの

 人と――――愛する人とはぐれたのかな?


 きっと君を誰でもないだれかが見つけてくれるよ


 うまくいくことより

 うまくいかないことが多すぎて

 僕はどうすることもできない


 でも、生きていた中でうまくいったこともあったよね?


 100回に1回あればいい


 そう思えば、人生はすばらしい


 2回目も、3回目も、これからずっと続くはず

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