でも待てよ、キャンプって一応泊まりだし、テントひとつだし、他に誰か誘った方がいいよな…と功太が思っていると。

『功太と一緒ならきっと楽しいよ！』

こんなメールが届いて、功太は笑顔でため息をつく。

「本当に…わかって言ってるのかな…」

普通の男なら、こんなことを言われたら二人で行くことを楽しみにしているようだと勘違いしてしまう。

功太は少し迷ったが、誰かを誘うという案は今回は取り下げることにした。

『楽しみだね。次、麗がバイト二連休あるときにしよ？』

『うん！じゃあ来週の月曜日出発だね！』

『わかった。13時に迎えに行くね』

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