SHRが終わるとみんなが1時間目の準備に取り掛かり始めていた。

1時間目は､､､水辺での実習か

水辺では生き物観察するものや、水を使った魔法、泳ぎなどに関することなど、それぞれが自分に合うものに対して実習するのである。

水の上でも歩こうか､､､

そんなことよりも早く移動しなくてはと私も急足で教室から出た。

1時間目の始まりを知らせる鐘が鳴った。だが水辺に到達している生徒は私だけ、のようだ。

それもそのはずこの場まではそれぞれの能力でここに来なくてはならない。治癒魔法などの生徒はほうきやじゅうたんなど、それぞれである。

帰りは先生が転移魔法で10分ほどかけて連れて行ってくれるのだが行きは自分で来なくてはならないと王試練のようなものとなっている。

「相変わらず、莉里様はお早いですね､､､」

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