第6話

どうしてここまで彼に縋るのかも、離れられないのかも分からない




ただ、願うのは1つ




向き合って欲しい




一瞬でも、1秒でもいいからあたしのことを考えて欲しい




それさえも叶わないなんて、彼にとってあたしは本当に何でもない存在だったんだろうな




知り合いでも、友達でもない




存在自体が無かったことになっている




どんだけ考えても分からない




過去を振り返ると後悔ばかり




あの時こうしたら良かった




ちゃんと、関係性をハッキリしておけば良かった




心の底からそう思うよ

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