第41話
「き、きみ大丈夫なのかい?
救急車呼ぼうか?」
そこまで酷いのか
大丈夫です、と断りを入れて家まで向かってもらう
背もたれにもたれ掛かり大きく息を吸う
「お客さん大丈夫ですか?着きました。」
時計を見るともう23時を過ぎていた
あの子たちは寝てるだろうな
タクシーを降りて玄関の扉を開ける
リビングの明かりはまだ付いている
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