第28話

「おい結城。来週の休み俺の家来いよ。

来なかったら分かってるんだろうな?」




ほっといてくれればいいものを何故構って来るんだろうか




もうさ、本当にいい加減にしてくれよ




お前なんかと関わりたくないし、そんな暇もない




俺には命に変えてでも守りたい存在があるんだ




お前なんかに邪魔されたくない




「・・・無理だ。」




初めて田島に抵抗した




だけど無理なんだよ




寂しい思いをさせてるから土日くらいはあの子たちと一緒に居たいんだ




それは何を言われようと、されようと譲れない

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