第11話

「頭、失礼します。城内の娘攫ってきましたが衰弱して使い物になりません。どうしますか?」



頭はニヤッと笑った



「あいつの母親は結構な美人だった。きっとあの娘もいい女になる。あの女が使い物になるまでお前が面倒見ろ」



は?俺が?意味わかんねえ


と思いながらも頭に逆らえる筈もなく



「はい、分かりやした。俺が責任持って面倒見させて頂きやす!」



部屋に戻ると舎弟が女を犯そうとしていた



「おい!やりてえなら他の女探せ。そいつは今日から俺が面倒見る。お前らは指一本触るな。」



「は?兄貴なにいってんすか?」



ありえねえ、みたいな顔をして俺を見てきた



「知らねえよ、頭からの命令だ。わかったな?他のやつにも伝えておけ。」

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