第3話
検査室を出た俺と看護師さんは病室に戻るわけだが
そこに興奮状態の母さんが待ち構えていた。
「たかちゃん凄い!あんなに大きくて、あんなに時間持って。
先生気持ちよさそうだったし。私も楽しみ」
何を言うのだ、この人は。リアクションしたら駄目だ。
「シャワーに入れますか」一応拭いてもらったけどさ。
「はい、ご案内します」ゆったりスペースの脱衣所に案内された。
この大きさは車イスとかのためだろう。
そんなことを考えていたら、横で母が脱ぎだした。
「母さん、なんで脱いでるのさ」
「家族が体を洗う役目なのも覚えてないの?」
「覚えてない。自分でできるよ」
「お風呂で男性が倒れてから、そうはいかなくなったのよ」
もう公開射精したぐらいだ、体を洗ってもらうくらいいいか。
浴室に入ると、四畳半くらいの大きさのお風呂だった。
脱衣所の広さもお風呂の広さも家族で入るためなんだな。
何故か壁にソープマットが立てかけてある。
「母さん、あれは何?」物は知ってるが、聞いてみる。
「あれはお風呂で貴重な勃起状態になった時に使うのよ。
すぐに、おせっせしないと萎れるから…チャンスの神様は前髪しかないの。
立ったら吉日なのよ。たかちゃんもそのうちわかるようになるわ」
解釈が変…きっと死ぬまでわからないと思うよ。
「さあ、洗いますよ」ご機嫌に鼻歌歌いだした。
スキンシップを断られてたらしいから、嬉しいのかな。
洗ってもらった時の視界に映る裸体は、とても三十代には見えない姿だった。
おっぱい、こんな大きかったかな?柔らかそう。
「そんなに見つめてどうしたの?」
「見つめてた?ごめんね。綺麗だなと思ってた」
「誉めてくれたのね。母さん嬉しいわ。触ってみる?」
それはスキンシップの範囲内なのか?
なんで、こんなに性に関してズレてるんだろう。
「ちょっとだけ」恐る恐る手を伸ばした。
「遠慮しないの」と手を掴まれパイタッチ。ムニュゥ
「ハウッ」
「モミモミしてほしいな」軽くモミモミした。
「やさしい触り方でたかちゃんの性格を感じるわ。ハァ」
「男神様もキレイキレイしますね。あっ、凄いわ。
たかちゃんさっきお射精したのに、もうお立ちになってるぅ。
痛くない?具合悪くない?大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫だから。これって普通じゃないの?」
「うんうん。普通じゃないわよ。
絶倫男神様でも一週間はお立ちにならないわよ。ハァハァ」
母よ、貴女は息子の息子を見てハァハァしてるのですか。
普通見れる機会はないでしょうが。
「洗っててお射精しそうになったら、思いっきり母さんにぶっかけてね。お願い」
「ハァハァ 強い雄の家族としてのマーキングしてほしいの」
「男神様痛くない?大丈夫?気持ちよかったら声に出してほしいな」
これって、洗ってくれてるの。それとも出させようとしてるのかな。
「もうキレイになったと思うよ。流してくれる」
「そうね。流すわよ。
たかちゃんは大人になったから後で女の体の勉強しましょうね」
保健体育か?射精=大人って。生殖能力があれば認められるの…
心は、知識は、経験は?
ズレまくってて、わからない。
湯船に浸かる。この気持ちよさは変わっていない。少し落ち着いてきた。
「はい、歯ブラシ。歯磨きして待っててね」
母はコップと歯ブラシを渡して、マットの方へ行く。
マットの枕にタオルひいてるよ。ローション混ぜてるよ。なんだ、あの手際の良さ!プロか、プロなのか。
「はい、こっちに来てくださ~い」口調が…
「ローション塗りますよぉ ハァハァ」
「これは何をしてるのでしょう」
「お勉強の準備よぉ アハッ」竿をしこりだした。
「失礼しま~す」跨いで滑り始めたよ。
「気持ちいいですかぁ」「こういうの始めてかなぁ」やはりプロなのか。
初めても何もここはお店じゃないし。
「なんかぁお姉さんだけ興奮してるぅ。ズルくな~い」貴女はお姉さんじゃない。
「じゃあアワビ見せちゃうね」逆向きに滑り出す。
俺の出てきたところが、近くに来たと思ったら遠くにいく。
ビラビラの黒ずみが濃くないキレイなアワビだった。
「きちんとお勉強してるぅ。しっかり見るのよ」ここからは母モードなのかな。
「半立ちが勃起状態なのに、たかちゃんはギンギンなのね。
将来人間国宝になれるかもよ」
息子を認められて人間国宝なんて絶対に嫌だ。
「そろそろいいわね」母はおもむろに俺に跨った。
そして、がに股になって竿を掴む。
「な、何をするの!止めて 母さん止めてってば」焦る俺。お構いなしの母。
「ハァァァン大きい!感じちゃう ア たかちゃんを感じるぅぅ 一つになれたのが嬉しいよぉぉ 」
何言ってるんだよ。筆おろしが母親だぞ。
トラウマもんだよ。何ヨガってんだよ。抜けよ。
「最初のお射精ができたら、家族の儀式で女を教えることになってるの。
大任なのよ」
なにピストン止めて説明してんだよ。
「まだイケない?私がガバガバ?私じゃ気持ちよくなれないの?」
キュッキュッ絞まるし、ねっちょり絡みつくし気持ちいいけどさ。
禁忌感ないわけ。さっきの説明じゃないよね。
なんでこんなめんどくさいことが続くんだ。バカになればいいのか。
そんな悲しそうな顔するなよ。バカになってやるよ。
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