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  • 興味深いレポートでした。
    福沢さんの言葉が沁みますね。特に

    政府タランモノハ其臣民ニ満足ヲ得セシメ初テ真ニ権威アルト云フベシ。

    の辺りは最近の政治家に百万回復唱させてやりたいですw
    そして、西洋人は神話が必修なんですね。
    万教同梱を前提にして基督教のフィルターを通してアトラスを解釈すると、ルーツからしてバリバリの悪魔に該当すると思うのですが……。西洋人はここら辺はどう考えているのでしょうね?

    作者からの返信

    宗治先生、コメントして下さりまして感謝いたします。

    キリスト教の観点から語るとギリシャ神話やラテン神話の神々は教理上において悪霊と解釈される傾向にあります。しかし、ルネサンス期以降におきましておそらく神々の概念の見直しが図られたと推測出来ます。宗教改革を経て再び悪霊の考えが強まったことも推測出来ます。おそらくですが、デーモンと言う言葉はラテン語のダイモーンから変化したものだとも推測されます。古代ローマ時代においてダイモーンは神々の霊であり、守護霊の概念に近かった筈です。
    キリスト教の普及により多神教が後退していく中で悪霊の概念が強まったとも言えます。
    長々となりましたが、時代と共に解釈は移ろうものだとお考え頂ければ幸いです

    日本の例で言いますと神道重視の物部氏と仏教重視の蘇我氏などが分かりやすいかも知れません。仏教伝来時、物部氏は日本の伝統を護ろうとしましたが、蘇我氏が勝利し、仏教は日本に浸透いたしました。一見対立する二つの教えですが、歴史上融合して行った流れがあると感じます。
    西洋、日本のみならず、世界の至るところで調和或いは対立があるのは歴史上の出来事かも知れません。

    長々とお付き合い下さりましてありがとうございます。

    注釈・物部氏と蘇我氏などの知識は宗治先生の方が仔細を存じ上げていらっしゃると思いますので、間違った解釈があれば謝罪いたします。