第76話
「よし!わかった!」
鯨螺がパンと手を叩いた。
「もういい!最初はおまえからだ」
夏樹を指差した。
黒服が愕然とする夏樹の頭と肩を押さえつけて床に押し付ける。
「いやああああ!!やめてえーー!!」
泣き叫ぶ夏樹、後ろでは恋華が悲鳴を上げるように泣きだした。
「斧を俺によこせ」
鯨螺が舌なめずりして黒服から斧を受け取る。
「やめてえー!私じゃない!!私は関係ない!!」
夏樹が叫ぶ。
「ん~どうした~?」
鯨螺がニタリと顔を歪める。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます