☆;:* EP1-2*:;☆

晴信はまず自分と瑠璃がどういう関係だったかを話した。

「家が近所でさあ、親同士も仲が良くて幼稚園からの付き合いだったな」

「マジか！？」

「いちいち驚くなよ」

小さい頃は二人で近所の公園で遊んだものだった。

晴信は話していて夕暮れの公園で二人、砂場の縁に腰かけて話していたことを思い出す。

「ねえ？晴信くんは瑠璃のこと好き？」

「うん」

「私晴信くんのお嫁さんになりたい♪」

「うん♪」

なんて会話を幼いながらにしていた仲だった。

今になって思いだすと晴信としては恥ずかしくて仕方ない。

だからここら辺の細かい話しは由紀にするのは止めた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい