第5話
ダメもとでお兄ちゃんから、晴ちゃんに受験生になった私の勉強を見て欲しいと頼んでもらった。
結果、OKが出たのだ!!
これで週一回は晴ちゃんと必ず会える!
これは本当にチャンスだから逃すまいと思っていた。
それが今年の春。
以来、夏休みを経て新学期に入った今日まで続いている。
その晴ちゃんがツーブロックの長い髪を後ろで結ぼうとしたときに、先週には無かったピアスが燦然と輝いているのだ。
夏休みで三週間ほど会わなかった間に……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます