第15話
だったら思い切って告白して自爆すれば僕の「今日の先輩報告」から解放されるわけだ。
僕は一晩考えたあげく決めた。
告白しよう!!
電話やメールといっても先輩とそんなことする自体考えられない。
多分、一生無理だ。
だったら言うだけ言ってみよう!
と思って手紙を下駄箱に入れた。
だけど内容は
「始業式の後に体育館の裏に来てください!お話があります。」
という怪しい内容のものだった。
あー、出さなければ良かった……
行かなければ先輩からずっと怪しいヤツとレッテルを貼られる。
だけど出したら行かないわけにはいかない。
始業式のあと、僕は体育館の裏で安藤先輩を待っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます