第15話

だったら思い切って告白して自爆すれば僕の「今日の先輩報告」から解放されるわけだ。



僕は一晩考えたあげく決めた。



告白しよう!!



電話やメールといっても先輩とそんなことする自体考えられない。



多分、一生無理だ。



だったら言うだけ言ってみよう!


と思って手紙を下駄箱に入れた。



だけど内容は


「始業式の後に体育館の裏に来てください!お話があります。」


という怪しい内容のものだった。



あー、出さなければ良かった……



行かなければ先輩からずっと怪しいヤツとレッテルを貼られる。



だけど出したら行かないわけにはいかない。



始業式のあと、僕は体育館の裏で安藤先輩を待っていた。

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