第42話

「知らない」



「えっ」




「あんたなんか知らない。消えて」




私の言葉に呆然としてる萌衣。



すると萌衣と仲良しらしき連中が三人寄ってきてヒソヒソ話しながら萌衣を向こうに連れていった。



わずらわしさから解放された私は窓の外の空を眺めた。


あ~あ。



どっか飛んでいきたい。

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