居座る黒歴史

紫雨

ちょっとした自己紹介

初めまして。紫雨と申します。


さて、企画に参加するためエッセイを書いてみようと意気込んだものの、何を書いていいのかわからず一時間ほど逃避して戻ってきました。

そもそも、近況ノートすら書いたことのない初心者です。今まさに、スマホの前で緊張しながらカタカタとキーボードを打っては消してを繰り返してます。


せっかく初めてエッセイを書くので、初めて書いた「ものがたり」の話をしましょうか。本当は初めて書いた小説と言いたいところですが、あまりにも出来栄えが悪く、小説とも物語とも呼べるものではないのでここでは「ものがたり」と記載しておきます。

倒置法を多用した小論文、一文が五行にわたる詩など初めて書いたものはどれも人に見せられるものではないのですが特にひどいのが「ものがたり」です。

国語の授業でごんぎつねの続きを考えようといった授業がありました。そのとき、私の回答を先生が褒めてくださり、それが当時小学四年生だった私にはひどく嬉しかったのです。そして、私は調子に乗りました。小説を書こう!と思ってしまったのです。

幸い、優しい友達に恵まれていたので馬鹿にされることなくのびのびと書き進めることが出来ました。その作品がこちらです。


『呪いの血の少女』

 この山村に水野リアンが来たのは春の暖かい日でした。

「なんでおばあちゃん家に住むことになったんだろう」

 まだ六歳のリアンには、よくわかりません。

「ここかなぁ…」

 コンコンコン

「リアンでぇ〜す」

「はぁーい」

「お邪魔しま~す!」

「よくきたねぇ」

「えへへ」

「今日はもうお休み、明日から学校だからねぇ」

「学校にプールある〜?」

「ないよー」

「えぇー⤵️(本当に絵文字を使用していました)」

「ほら、もう寝なさいな」

「は・あ・い」


と、こんな調子で二十頁ほど続いくのですが……

ここからが恐ろしいお話になります。

私がパソコンやスマートフォンで「ものがたり」を書くようになったのは高校生になってからの話です。

つまり、それ以前に書いた作品は全て紙に鉛筆で書いております。小学生の力いっぱいの筆圧で。

さらに、はじめて「ものがたり」を書いたのが小学四年生であることも私を苦しめます。

数年後、しっかりと中学二年生の世界へ足を踏み入れてしまうのです。ちなみに、当時の作品も全て紙にシャーペンです。


この先続きますのは、消えない多くの「ものがたり」と私の戦いです。

(テンションの差にご注意ください)

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