「漢字の"王"は書けるな？」

「…」

「書けるよな。学校で漢字習ってるもんな。」

「…」

「"王"のヨミガナは"オウ"だろ？だからお"う"じ様なんだ」

「…」

ユウマはユウダイの顔をじっと見つめてる。

返事をするのも忘れて

ユウダイの話しにききいってるのかな？

自分でも中々な説明をしたと思ったらしいユウダイはニヤッと笑って「どうだ？」とでも言うような顔でユウシを見る。

ユウシはユウダイの説明に関心したようで、負けを認めて苦笑いしてる。

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