第3話

ゲームセンターの前を通りかかった時

止せばいいのに、ユウシが無茶な提案をする。




「四人でプリクラ撮ろうぜ!」




『…は?』




あんた、突拍子も無い事言うよね…




「行こーぜ!行こ!」




誰も返事をしてないのに、ユウシがユウマの手を引っ張るからあたしは必然的に引っ張られてゲーセンの中に引きずり込まれる。




その瞬間無視して逃げようとしたユウダイのストールを掴んだあたしは、そのままユウダイごとゲーセンに引きずり込まれていった。

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