>海知らぬかくぶつ海を畏れざる
井の中の蛙、大海を知らずの別VER・・ですが、「恐れ知らずの蛮勇」という要素もあります。
体長30cm以上の魚が暴れるのは、確かに厄介そうです。
>大切にせねば孵化して出るよふゆの虫
大切な虫・・・カブト・クワガタのサナギを成虫へと孵したら、いざ試合場へ。激しい相撲が始まるのでしょう。
余談・・・推し作家先生の家に、ヤスデが数万匹単位で大発生。ヤスデの増殖が収まるまで、執筆は休止だそうな(泣)
こんなのが孵化したって、悪臭にしかならないだろう・・・
作者からの返信
殉教@公共の不利益さん、これはまた意外な句へのご着目をありがとうございます。
俳句に意味をもたせてはいけないと指導されていますが、やはり自然詠ばかりというわけにいかず、ついつい……。
淡水魚は海を知らないよね、「孵化」は「化けて」としたかったのですが、ちょっとアレなので。(*^。^*)
『枯菊は枯の矜持を纏ひけり』
キンと冷えた空気を感じるようになりましたね。枯れて茶に染まる草花にも矜持や美学があるのかも…と、風に揺れる葉を見ながら思いました。素敵です。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさん、素敵なご鑑賞をありがとうございます。
散歩のとき、色とりどりの冬菊を見かけますが、風に吹かれるままに揺れながらも凛然としていて、気高い香りまで漂って来そうです。