第165話

話をしていると喉乾いたな

ジュース飲みたい


「飲み物かってくるー」


「ランランうちもいく」


「「「いってらー」」」



ヒロちゃんと2人で自販機へ


「ヒロちゃんまでくることないのにー」


「いーの、ランランを1人にはさせないのだ」


「あははっへーきだよー」


あの件以降

みんな気にしてか絶対私を1人にはさせない


だれかしらついてきてくれた



廊下に出ると


「あ、ほら、みてみ···

またみてるよアイツ」


廊下の奥をみたら3人

私を睨んでる?いや、バカにしてるように見てる

女の子たち



最近私がこっぴどく振られたという噂が広まり

ハヤトくんが流すことはないと思うけど



前からあの子たちとは目が合うことはあった


最近になって以前よりあの子は私のことを

余計に睨んでくるようになった


名前は···


「くさったミカンの事なんか

気にしちゃダメだからね」


腐ったミカン

私たちの間であの子のことをそう呼んでる


テラカド ミカン


あの子もハヤトくんにふられた子

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