第38話

「いーよ」


「…え?」


「おれのケータイの番号

一応これハヤトと2人で使えって言われてるからハヤトのでもあるし」


「…そーなんだ」


「家いる時ケータイあんま見ねえから

そんな連絡かえってこねぇとおもうけど…

それでもいいなら」


「ぜんぜんいいです!教えてくれるだけで満足です。返信くれなくてもたくさん送ります!!」


「ポジティブか…じゃあはい」


ケータイをとりだして赤外線を私のも急いでとりだして…交換!!!



「っっっっ~」


ケータイには神埼の文字

喜びが隠しきれない


「ハヤトと…なかよくなれるといーね」



最初とはうってかわり今は機嫌よさそうに微笑む



この人は神埼 拓人たくと 


やさしく微笑むその姿はハヤトくんのお兄さんにしかみえない

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