コミュニケーションが取りたくて
狼男
第1話 コミュ障から脱却したい。
こんにちは。僕は、人と話したいけど、適切な距離感が取れなくて困っている。人とトラブルを起こしてしまう。失言してしまう。
僕は、友達に「天然記念物」とあだ名をつけられている。自然にボケることができる。
自分が高校時代、コミュ障だということを思い知らされてから、努力して友達を作ったり、充実した思い出が欲しかったりして努力しようとした。
志半ばで諦めたくなることもあった。コミュ力奮闘記だと思って呼んでください。
僕は、人の気持ちを想像するのが苦手なのである。知らないうちに傷つけてきたかもしれない。
高校時代、会話が苦手で苦労した経験がある。
文化祭なんて隅の方でじっとしているだけで、一緒に回る友人もいないありさまだった。
高めあえる友人が欲しかった。自分の将来やりたいことや可能性を夢見て、楽しく語り合える仲間がいなかった。
好きな人ができて、同じ大学に行きたいと思ったことはある。結果的にはかなわなかった。
偏差値は下がるものだということを自覚していなかった。頭の中の整理をつけるのが苦手で、優先順位も分からない。迷子になって、何をどうしたらよいのかわからない。わからないを言語化できない。
コンプレックスだらけの自分で、なんにも将来に期待していない。大学受験に敗北してから、惰性で生きている。嘘だ。趣味でその虚しさをごまかしている。趣味でも輝けないから、すべてを投げ出して、自暴自棄になりたい。
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