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第1話
ずっと考えていた。
小春を俺だけのものにしようと。
まだ金も地位もないただの中学生だった俺が、どうやって小春を支配しようか。
小春と仲良くしようとする女も、下心を隠して近づこうとする男も全て捻り潰してきた。
なのに足りない。
もっと、もっと俺のものにしたい。
今日もまた俺のベッドで無防備に眠る小春の胸元に手を這わせる。
白く透き通る肌に紅く浮き上がる華。
それを付けるだけではもう満足できない。
「俺を狂わせるお前が悪い」
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