第2話 会えば必ずこんにちは
「会えば必ずこんにちはって挨拶していたし」
みんな、静かに聞き入ります。
「こっちの人って近所でも挨拶しないですよね?知らん顔で通り過ぎていくし」
気にしていなかったけど、そう言えばそうだ。
「道を聞こうとして、すみませんって声をかけただけで逃げていくし」
確かにそうだ。何かの勧誘と間違えられるから。
「田舎では地図を手に迷っていると、知らない人でも何でも、どうしましたか?って向こうから声をかけてくれました」
田舎の人は親切なんだねぇ、と思いながらお弁当を食べ続けます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます