第6話 今日の宇宙店主 小説家と非小説家の世界の狭間で。編
皆さん、どうも宇宙店主です。
この『宇宙店主の☆☆☆地球人相談ブース。』は、常に地球上『宇宙書店』、店内の手作りブースの中よりお送りする事が大前提でお送りして居ります。
第四地球人目のご相談者は、『小説家と非小説家の世界の狭間で』さんと云う地球人の方です。
いらっしゃいませ。
一体、今回はどの様なご相談でしょうか?
『小説家と非小説家の世界の狭間で
2024年10月29日 01:45』
ウ..宇宙店主、今晩わ。
ペンネーム、小説家と非小説家の世界の狭間で、と申します。
あんまり今、大声で自己紹介出来ないんですんよね.. 何でか?って云いますと、僕ぅ..今コンビニの深夜帯のアルバイト中なんです。
「ええ、ハイ..良く『宇宙書店』で登場して来る、例の石神井公園駅前付近のコンビニです。」
僕、小っちゃい頃から物語を描くのが大好きで、中学校を卒業した後、田舎の両親の反対を押し切って東京に上京して来たんです。
「ホラ、作家で学歴なんて関係無いでしょ?だから僕、高校には行かなかったんですよ。」
もうソレから一体、何十年経ったのか?全く覚えて居ませんよ。グダグダ月日が過ぎて行くだけですよ。トホホ。
「あ。チトすみません宇宙店主、お客さんが来たので待ってて下さいね..」
「ハイ、いらっしゃいませェ..コッペパンの切れ目の中に包装紙が詰められた惣菜パンが一点
ピピっ!
中身が空っぽのポッカコーヒー缶が一点
ピピっ!
炊かれた白米が一粒に対して、醤油だけで炒めた具材一切ナイ醤油チャーハンが付け合わせの二色弁当が一点
ピピっ!
あ。
此方の弁当、温めなくても良いですよね?ホラ、僕が面倒臭いから..
合計が八〇〇〇万円ですゥ..
有難う御座いましたァ..」
(ふぅ..なんか、疲れたな..)
(ン?..あれ?俺、一体今まで誰と話してたんだっけ?..)
(ま、イッカ)
(家帰ったら『今日の宇宙店主』描こ。ウケるよなぁ、俺。自分で読む為に毎日自分で描いてんだからさ..何なんだろ、俺の人生って..)
(マ、いっか)
ア。
「ちょっとウンコしたくなった。」
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