第18話 カラヤン・・・
皆さんはヘルベルト・フォン・カラヤンという指揮者をご存知だろうか?
「楽壇の帝王」、「魔術師カラヤン」などと謳われ、1955年から1989年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団終身指揮者・芸術監督を務めた世界的指揮者である。
NHKのラジオやクラシックの番組では、「カラヤン指揮」というのをよく聞く。
そう、よく聞くのだ。思えば子どもの頃から聞いていた。
クラシックを生で聴いたことのない私は、母に「一度生でクラシックを聞いてみたいな、カラヤンとか来日しないのかな?」と話していた。すると母は、「カラヤンもう亡くなってるでしょ」といったのだ。
調べるとカラヤン氏は、1989年に亡くなっていた。
言い訳をすれば、日本では故人を表すとき「故〇〇」と表す。しかし、私は「故カラヤン」と聞いたことがなかったために生きていると思っていた。
生きていると思っていた「カラヤン」氏が、子どもの頃に亡くなっていた。結構ショックを受けたものである。
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