ウェブ小説を書く日々で思うこと

第10話 作品見られたことある？

　前に「読者に会ったことある？」という話題を書きました。

　https://kakuyomu.jp/works/16818093087193136102/episodes/16818093092456590571

　利用している各投稿サイトでコメントを頂きました。コメントを寄せてくださった皆様、どうもありがとうございました。

　私は思いがけず読者に遭遇してとても恥ずかしい思いをしたわけですが、もうひとつ、ウェブ小説を書いていて恥ずかしい思いをした経験があります。

　そ・れ・は――

　執筆中の作品を見られてしまったこと！

　しかも身内！

　皆様はいかがでしょうか。

　例えばパソコンで執筆中、背後に家族が立っていたら？

　画面が、文章が丸見えだったら？

　もしそれが〇〇〇（ピー）な内容だったら？

「エロい小説読んで感想書いて送るとこ。

　運が良けりゃプレゼント当たるかもよ」

　実際に使った言い訳です。果たしてこれが通用したでしょうか。あいにく確認はできておりません。というか、確認しておりません。怖くて（笑）

　自分は作者ではなく、読者だと思わせることができたと信じたいです。

　いやいや、エロ小説の読者だって家族に知られるのだけでも恥ずかしいけどね！

　ともかく、これ以降、私はブラウザのウィンドウを二つ開くようにしています。

　一つは、通常のウィンドウ（Ｃｈｒｏｍｅ）で、ヤフーニュースや芸能人のブログ、自分のＧｍａｉｌなどを表示させておきます。

　もう一つがシークレットモードのウィンドウ（Ｃｈｒｏｍｅ）で、カクヨムなど投稿サイトの画面です。

　背後に立たれる前にシークレットモードのほうを最小化して、もう一方の健全な画面を見ていたフリをしています。ああ、慌ててエロ本を隠す中学生のようだ……

　仕方ないんですよ、家族共用のパソコンしか持っていないのですから。タブレットも持っていますが入力しづらいんですよ。ｉＰａｄなので、キーボードの配列がちょっと違ったりしますのでね。だから使いづらさよりも家族に見られるリスクを選んでいるといったところです。自己責任です。

　居間のダイニングテーブルでやってるものだからリスクは大きいんです。自分の部屋に持ち込めるときもありますが、そもそも部屋に籠（こも）らない感じの生活様式なんですよね、我が家自体が。だから部屋に持ち込む方が怪しまれるというか。

　そろそろ観念してｉＰａｄ用のフルキーボードを買うべきかなと考え中です。ケースタイプではなくて、分離型でテンキーまであるタイプですね。

　いやでもｓａｆａｒｉが使いづらい……履歴が……仕事でも使うし……

　まだまだ決心には至りません。

　そして残念なことに、家族のひとりが週三日リモートワークになりました。さらにもうひとりが年度末のため学校がほとんど午前中になりました。

　私の仕事のシフトと、家族の在宅と、居間が空になるタイミングと、そして私のモチベーション。これらが全て都合良くハマるタイミングがほぼ無くなりました。お陰で持ち帰り仕事するフリをして寝る時間を削ったり、なかなか苦労しています。

　うん、やっぱりｉＰａｄのキーボードを買おうかな。パソコン買うほど経済的な余裕はないし。

　皆さんの執筆環境はどんな感じですか？

　家族や同居人対策、どうしていますか？

　そもそも隠してない？

　　　↑

　これが一番なんですけどね。

　私には無理です（笑）