ニューヨークで年越しをしたことがある。

タイムズスクエアでカウントダウンするベタなやつ。

年越しの瞬間は盛り上がるけど、その後は街も人もスンとしている。

それがニューヨークの正月。

日本の正月は初売りだなんだと活気があって、いかにもめでたい日という雰囲気がある。

それが三日も続くんだからほとんど祭りと言ってもいい。

一方でニューヨークの正月らしさは「Happy New Year」と挨拶し合う程度。

街中を見渡すと、クリスマスシーズンに飾ったであろうツリーやリースがまだま現役面している。

お店では当然和楽器の曲なんか流れておらず、全然ブルーノ・マーズとかがかかっている。

これは聞いた話なので真偽は不明ですが、アメリカ人は一月二日から仕事を始めるらしい。

元旦だけ休み。考えられん。

その代わりにクリスマスだったりサンクスギビングが盛り上がるので、そこが日本で言う正月的な祝いごとになっているんだと思う。

どっちが良い悪いではないけど、文化の違いにちょっと衝撃を受けた出来事でした。

理想はニューヨークでカウントダウンをして、年を越した瞬間に日本にワープすること。

それぞれの文化のいいとこ取りをできたら最高だと思う。

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