5日目 小説の表紙
自分が抱えていた文字を書くことへの不安との戦いは一旦終わった気がするので、何となくその日その日思ったことを書いていこうと思う。
今日は小説の表紙について考えてみる。
書店に行って本を眺めていてもいきなり内容が頭に入ってくるということはない。最初に目に入るもの、それは表紙である。漫画や映画と違い、基本文章で構成される小説では表紙は唯一の視覚的な情報源になる場合がある。
表紙に書かれている人物の画風を基に、他の登場人物の見た目を文章と組み合わせて考える。これは楽しい。全く人物のイラストがなかった場合、文章だけからその人の容姿を想像する。これも楽しい。情報が少ないとそれだけイメージの余白がある。
後から描かれていなかった登場人物のイラストが新規に書き下ろされ、頭の中のイメージと全く違うというのもまた一興である。むしろ、イメージ通りだ!となることの方が少ない気がする。私の想像が下手なだけかもしれない。
登場人物が描かれていない表紙でも、その本に合った上に思わず手に取りたくなるかっこいいデザインのものばかりだ。そして、そこから受けた印象はやはり文章の世界にも影響を与え、読む意欲を向上させる。
そんな重要な要素である表紙は、カクヨムではない。私の稚拙な文章に美麗なイラストを加えて閲覧数を稼ごうなどというセコいことはできないのだ。
そこで重要になってくるのが、キャッチコピー、紹介文、タグであるということに気がついた。今までの私は、自分が文章を書いてみたいというだけで動いていた。自分の書いた文章に対して如何に興味を持ってもらうかという気持ちが欠けていた。面白いものがもし書けたとしても、表紙がなく、取りあえず中身を読んで合うか確かめてくれというのは横暴だ。
売り文句をしっかりと伝えることを心掛けたい。
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