第6章〜鍵を探せ!〜

まずい、鬼にミッションをクリアされるとスタート早々に逃げ陣営が負ける可能性がある。

少なくとも四つ鍵を保持しておかなければ・・・

鍵のある場所のヒントがあればいいのだが・・・

建物の中からみてみようかな。

古い建物の2階から見にいこう。

1年1組。ロッカーには全て鍵が閉まっている。

五つモニターがあるロッカーがあり、そのモニターは光っている。

「スマートウォッチをかざしてください」

かざしても何も起きない。

他のクラスも全て同じだった。

つまり、この中からあたりの鍵を見つけなければいけないわけだな。

・・・参加資格がないと言うのはこう言うことか。

チャラチャラッ

したから鍵を入れた音がする。

二つ鍵を入れたな・・・

あ、終わった・・・

と思ったが違った。

鍵を入れたのは鬼陣営のもう1人の方。

残り鍵は3つ。つまり、僕はこのミッションをクリアすることはできない。

逃げ陣営はもうこのミッションをクリアすることができない。

負けか・・・

「ピーンポーンパーンポーン」

!?またもや放送だ

「ただいまを持ちまして第一ミッションを終了いたします」

え?

「誰かのミッション達成が不可能となりましたので、このミッションを終了いたします」

「残り時間は150分です。」

よっしゃ!

終わった・・・

早いけど、なんとか鬼のクリアを阻止することができた。

・・・自分はなんもやっていないけどな・・・

待ち時間はあと40分。

学校探検の続きをするか・・・

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