あの日の私たちへ

28.かくれんぼ見つけてきっと約束よ指きりひとつ信じて夜闇

　わたし、創作歴は長いんですけど、ちゃんと学んだことはありません。まあ小説は大量に読んできたのでそれが下地になってるとは思いますが。

　詩にかんしては、ほんと片手でたりるくらいしか読んだことないし、俳句や短歌などは一冊も読んだことがないというね。あの有名な『サラダ記念日』すら読んだことないんだからお話にならないよね。

　なんでかなあとちょっと考えて、これまでわたしにとって詩は書くものであって読むものではなかったんだということに気がつきました。

　小説は読んで読んで読みまくってから書くようになったけど、詩は自身のこころを守り、癒やし、回復させるための表現ツールだったから、そもそも人の詩を楽しむという概念がなかったんですね。

　だがしかし。毎日チャレンジをはじめてそろそろ一か月ですが、早くも行き詰まりを感じておりましてな。

　いつまでとはきめてないチャレンジではありますが、自分のなかではひとまず一年と思ってるので、一か月や二か月でギブアップするのはイヤだなと、ここにきてはじめて短歌の入門書とか買っちゃいましたよ。あとアンソロジー歌集も。

　好きな歌人とかいるわけがないので、とりあえずたくさんの歌人が参加してるものをね。こっちは近所のリアル書店には売ってなかったからネットで。たぶんそろそろ届くはず。