唯の草子ｰtadanosaushiｰ

五行大義恣意増補〈考〉

「欲」の五行

先ず配当、

木▶食欲

火▶色欲

土▶承認欲

金▶資産欲

水▶休息欲

次に相生

「木生火」

腹を満たし、栄養を補給す。自身の肉体満たされ足。故に子欲す。

「火生土」

子欲して、色欲を満たすに当りぬれば、他の周知を欲す。故に自己顕示に至て名誉を欲す。

「土生金」

名誉を欲するに当りぬれば、財産の余裕に因る選択肢を欲す。

「金生水」

財築くに当りぬれば、労力を伴い休息を欲す。

「水生木」

休息に当りぬれば、自己修復の為の栄養を欲す。

次に相克

「木克土」

食す姿には素性が出る也。繕つた体裁看破され足。

「土克水」

休息中に来客あれば、承認欲の働に因、休息は中断され足。

「水克火」

色欲は火と同じく而、加減相応にして温る也。過度にのめり込めば身を削るに因、休息を欲され足。

「火克金」

色欲事を求むるに、不惜財を使われ足。

「金克木」

財物と食物を目前に置くに当ば、皆挙つて財を選ばれ足。

以上。

令和6年11月6日