第3話 王国からの召喚
約1時間前の事……
♢
僕の名前は佐藤 陸。
皆からは学校一面倒見が良い奴と言われている
ほんとかどうかは知らないけどね……
ってそんな事より....
「一体ここは……」
僕は辺りキョロキョロしていると皆が居た。
どうやら…クラスメイトごとここに来たようだ
その時…後ろから声が聞こえた
「陸君、、私怖いよ!」
「安心してね!ゆきは俺が必ず守るよ!」
この子の名前は佐藤 ゆき超絶可愛い僕の彼女だ!
しかも苗字が一緒で僕の幼馴染でもある。
「とりあえず皆!一旦落ち着いて辺りを散策してみよう!」
スタッ
後ろから足音が聞こえてくる……
「皆様…初めまして」
急に現れた女の人に対して僕達全員は驚いていた
なんせ…漫画に出てくる様な神様の服を着ていたからだ。
「この度は召喚に応じて下さりありがとうございます」
「え、召喚?」
「紹介が遅れました、私の名前は女神アテナ異世界の担当をしています。」
「あの…すみません!異世界って?それより召喚って僕達たまたまあの魔法陣に入っていただけで」
「いえ?確かにあなた達は承諾しましたよ、そうですね…それはそうと今から皆様には私が管理する異世界に行ってもらいます」
(ヤバい…頭が混乱してくるぞこれ)
「おい!やったな洋一!武尊!」
「う、うん!」
「おいら、、異世界でもやって行けるかな…」
オタク達が話してるのが後ろから聞こえてくる。
「異世界に転移させる前にあなた方の【ステータス】所謂強さを見せてもらいます」
すると女神は【ステータス】と唱えて下さいと僕達に向かって言う。
「「ステータス」」
クラス全員がその言葉を言うと目の前にはゲームみたいなウィンドが現れた
「これが僕のステータス……」
【ステータス】
名前 : 佐藤 陸
Lv:1
魔力数 : 12430/12430
体力 : 500/500
俊敏性:210 攻撃力:120
知力:100 運:80
【スキル一覧】
〈勇者の灯火〉〈一撃の剣〉〈死滅回生〉
〈無限魔力〉〈時空の時〉
僕のステータスは……魔力が高い…理由は分かる
それは僕が勇者なのだろう。
【スキル一覧】の所に勇者のスキルみたいなやつが複数個ある…。
(ゆきは……)
【ステータス】
名前 : 佐藤 ゆき
Lv:1
魔力数 : 2500/2500
体力 : 200/200
俊敏性:50 攻撃力:60
知力:120 運:40
【スキル一覧】
〈魔力効率〉〈魔力保管〉〈四代魔法〉
「これが私のステータス……」
「ゆきは強いんだな!これで僕も安心したよ」
「陸…私も近くで戦えるかな?」
「あぁ!一緒に戦おう!!」
「それより他の皆様方は……」
周りがざわめいている……
「はい!それではステータス確認は私の方で一通り完了致しました!残りはまたあちらに行ってから見て下さい!!」
「あの…ちなみに僕達は何をすれば」
疑問に残る…何故召喚されたのか
何か守るべき物があるのだろうか…
「魔王を倒して欲しいのです……」
「「魔王!?」」
オタク達が大声を出す。うるさいのだ
「はい…魔王は王国までも侵略を進めようと考えております…それに人間達は殺されてしまいます」
「ですから……」
「分かりました!!!」
そこまで言うならもうこれ以上は要らない
僕はそう思ったのだ
「ありがとうございます。それでは異世界へ送らさせていただきます」
「「はい!」」
「良き旅を」
今度はしっかりとこの目で見る…転移される感覚を……視界をはっきりと……ね
♢
「よくぞ来てくれた!!勇者達を!」
次に目を開けるとそこは立派な王城だった。
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