第122話
「瀬南ちゃんの顔の傷。あれ、どういうことかな?」
ニッコリと笑って問いかける。
「え...傷?朝ご飯を届けた時には、そんなの...」
そう呟いた茅の言葉を聞いた途端にスッと血の気が引くのを感じ、瀬南ちゃんの元へ駆け出した。
まずい、一刻も早く行かなきゃ
その言葉に駆られ総長室へと飛び込んだ。
「瀬南ちゃん!!!!」
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