第62話
結局ゴネにゴネて行くことになってしまった。
とりあえず1度部屋に戻り、まともな服を着る。
さらっとしているのかも分からないくらいの化粧を施して、玄関を出る。
『ごめんなさい、お待たせしました』
ずっとドアの横で待っていたらしいその人が振り向く。
「いーえ、って...お姉さん可愛すぎじゃね...?
これは翔さんに殺されるかも...」
『はいはい。お世辞はいいので早く行きましょう』
そう言って駐車場へ向かう。
「本心なのに...」
そう呟かれたことも知らず。
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