第48話

急いで家のドアを開けた。



その瞬間に何かに勢いよく抱きしめられた。



「もう...!!!どこに行ってたの!心配したんだよ!」




それは翔さんだった。



『...ごめん、なさい。』



「もう...二度と帰ってこないかと思ったよ…」



はぁ... そう言ってため息をついている。



『本当に、ごめんなさい...もう絶対しないから...』



「いいよ、分かってる。涼さんのことでしょ?」

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