第44話

『っん.....は...!』



「逆らった罰だよ」



ようやく唇が離れた。相手と繋がり糸を引いている、どちらのものかも分からない唾液。



『っ、なんで!こんなことするんですか!』



「面白いからに、決まってるじゃん〜?」



息が上がってしまい、必死に肩で息をしながら問いかける。



そんな私を見て楽しそうに笑ったその男の人。

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