第16話 テストの点数
今日は動物園に行ってたんだけど、帰りに同級生に会っちゃって…。まぁ、ここまででわかる人はわかると思うけど。
私のことバカにしてんの? って言われたんだよねー。特にわたしは何も言ってないんだけど。なんのこと? って聞いたら、彼女らはテストの点数についてだって言い出して。
ここまで聞いてもわたし、なんのことかさっぱりで。
彼女たちの話だと、
「お前のテスト、黒板に貼ってたんだよ。なんか、学校来てないのにあんな点数取るってことはさ、私たちのこと侮辱して、自分のことすごい人だって思って欲しかったんでしょ?」
ですって。
そこでちょっとそういうことかーって思った。勿論みんなが点数について知ってるだなんてわからなかったし、勝手に見られて嫌だったけど。
今回のテストは、数学理科英語国語が満点で、社会が九十六点、ということで…まぁ、平均はいつも六十だから、わたしの点はかっなり良かったんですよね。授業を受けてないわたしに対して、彼女たちが「なんでだよ! 私はこんなに頑張ってるのになんであいつは…」って思う(かもしれない)のも、理解できる。
でもわたしに恨みをぶつけられても、困るんだよなー。
彼女たちも、少し傷ついたりしたのかな。
それとも、ただ単にわたしのことが憎かったのか。もしかして彼女も、学校行きたくないのかな。
胸いっぱいに理解したいけど、どうしてもわからなくてモヤモヤする〜〜
そういう感じです。
余計教室には行けないくなったじゃないかよ!!
ま、言うだけ言って行きませんけど。
イジメって言って訴えてやろうか??
すいません嘘です。
また会ったら嫌だなー。もうテスト受けたくないなー。
ちょっと、一人で作戦立てます。
ーーーーー
社会はテス勉したんだー。ってか、テストの点なんかどうでもいいんじゃ!!!!
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