勇者のパワハラに耐えられなかった勇者パーティーの戦士は寝ている勇者を殺して魔王軍に寝返ろうと思います

奈賀田 慶兎

第1話 黄金勇者 斬首/魔王との謁見 

俺は勇者クレイス・ゴルドのパーティーで戦士をしているプライム。

勇者とは人類連合により勇者の称号を与えられた人物で実際は大金を連合に払うことでなることができる意味の無い称号となってしまった。

そんな勇者の元で戦士として働いていたがとうとう耐えられなくなってきたから黄金勇者クレイス・ゴルドのパーティーを裏切って魔王軍に寝返る決意を固めた。


魔王軍に寝返ることを決意した日から魔王軍の幹部である魔族と交渉をしてクレイス・ゴルドを殺す計画を立てて実行できるように準備を進めていき魔王軍編入試験である黄金勇者クレイス・ゴルド抹殺計画を実行当日になった。


人類歴318年某月某日 

 今から魔王軍に入るために今まで所属していた黄金勇者のパーティーをクレイスを殺ス。

「おい糞プライムさっさと焼酎買って来い。」さっきまで犯していた町娘を放置して残っていた芋焼酎を飲み干してからそう言ってきたのが黄金勇者クライス・ゴルド元々は貴族家の次男坊で実家のお金で勇者になったが実力が一切なくて勇者になった時に授けられた勇者の異能が物を黄金に変えたり金を無から作り出すことから黄金勇者と呼ばれている。

「わかりました。クレイス様このゴミムシに役目を与えてくださりありがとうございます。」俺はクレイスに前に言われた通りの返事をして焼酎を買ったりなんやかんやあってクレイスが就寝したタイミングを見計らっていた。


「ZZZ…」よくもこんなに呑気に寝ていられるんだろうかこの男は…そんなことを考えずにさっさと殺して首を持ってかないと。

「黄金勇者クレイス・ゴルドを現時刻を持って斬殺する『断罪の鬼頭刀エクスキューショナーズソード』。」俺は一撃で対象の首を取るスキルを使うためにクレイスの名前を呼びスキルにより変化した愛剣で首を切ってそれを白い布に包んでガラス容器に仕舞った。

「さよならクレイス・ゴルドのパーティー。」最後にそう言ってまとめた荷物を持ち魔王軍基地に向かって歩いて行った。


ーー数日後

俺はようやく魔王軍基地に着くことができてとある地下室に通された。

「お疲れさまでしたプライムさん。本当に殺してきてくれるとは思っていなかったのでこの首を成果として魔王様に謁見を行ってもらいます。魔王様次第ですが魔王軍にこれで従軍となります。」魔王軍第3軍の大将サンガラ・クラマス・ファスターとそこで話すことになりしっかりいい感じの方向に進んでいるっぽい。そして三時間後くらいに魔王様との謁見が執り行われるらしい。


「プライム殿よくぞ黄金勇者クレイス・ゴルドを討ち取ってくれた。感謝する。前にサンガラから聞いたがお主は魔王軍に従軍したいとのことだが真実でえあるか?」魔王様との謁見が始まりクライスを討ち取ったことについての話になりそこから魔王軍への参加についての話になった。

「私プライムは魔王軍へ参加することを考えております。」

「いいよ。魔王軍第0軍奇襲部隊の隊長に任命する。我のためにしっかり働いてくれそれとプライムの新たな戸籍と装備品を用意する。数日待機。」魔王様との謁見はなんかすごく順調に幕を閉じた。


ーー数日後

また謁見の間に呼ばれて向かっていた。

「プライム、今日から魔王軍としての名前はデュラハム・プラムだ。お前に率いてもらう第0軍奇襲部隊は人類の選別及びすべて勇者と英雄の殺害だ。やれえるな。」魔王様にそう言われて肯定した。

「わかった。ならば第0軍奇襲部隊の拠点に案内しよう。ついてきなさい。」魔王様はそう言うと玉座の裏にある階段から地下に降りていった。そこからしばらく進んで行ったら看板のある部屋の正面についた。『第0軍奇襲部隊』


「紹介しようここに今いる人物たちが第0軍奇襲部隊の隊員である。」

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勇者のパワハラに耐えられなかった勇者パーティーの戦士は寝ている勇者を殺して魔王軍に寝返ろうと思います 奈賀田 慶兎 @takane00

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