第3話

世の中の人は





杖をついて歩く私を避けて歩く





ほんとは杖なくても歩けるんだ





でもお父さんがつきなさいって言うの












目が見えない分






異常に耳がいい











だからかな







普通にある程度は生活が出来る











よく歩く道は










杖がなくても歩ける












音で、なんとなく今歩いている場所がわかるの











目が見える人にそれを話しても











信じてくれないけど

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る