第4話
「やっぱあったんだね(笑) 今日は遅いから
また明日、学校で話すのはどうかな...?」
ちょっ、、優しすぎる...(泣)
さすが私の彼氏だなぁ。自慢できるな。
とりあえず返信しよう。
さて、私は明日、なんて言おうかな
簡潔に言わないと、混乱しちゃうかもだし
そうだ、箇条書きして明確にしてしまおう。
・私は腕を切る、リストカットをしています。
・私は市販薬を過剰摂取する、オーバードーズ
をしています。
・リスカ、ODは自傷行為と言います。
・自傷行為は私にとって、辛い現実や過去から
目を逸らさせてくれて、生きるためにやって
います。
・藤田くんといると辛さを忘れられます。
・私は藤田くんが大好きです。
・こんな私、ゆずねを受け入れてくれますか。
書き出すとすごい情報量だな。
でも知ってるかな、藤田くん。
困らせないようにちゃんと考えよう。
でももう寝ないとだな。
そうしてもう1回連絡して私は眠りについた。
_by.ゆずね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます