どこからが痴漢でしょうか？／dede様

男である自分の尻に、他人の手のひらが当たっている。

これは痴漢？　いや違うだろ、違うと言ってくれ。

痴漢に遭遇した時に、脳内を駆け巡った思考の描写がとても素直で、しかもコミカルなのが素晴らしいと思いました。

実際に起こったできごとは同じでも、書き手の表現の仕方で受ける印象はかなり変わるという見本になると思います。

まずは、嫌な経験をされましたねと、お見舞い申し上げたい。

意味が分からないし、きっととても怖かったですよね。

DKのかわゆい頭をヨシヨシしてさしあげたい（しかしそれは私が痴漢）

だけど、こんな風にイヤだったこと、モヤっとしたことを、昇華できるのも文章の力なんだよなぁと改めて気付かせてくれた作品でした。

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