第2話 がり勉 真鈴
高校生になってから、真鈴は、がりがりに痩せた。
それというのも、あまり食べない方が、お腹が鳴らない
事に気づいたからだ。
しかも、女の子らしいものに関心がいかなかった分、
勉強を頑張ってしまった。
いつも、テスト勉強は、二か月前から準備していたし、
毎日、予習、復習を欠かさなかった。
そんなこんなで、
成り行きで、指定校推薦で大学に行った。
しかし、模試では、E判定の大学に面接と、小論文だけで行ったため、
まわりが、あきらかに真鈴より、優秀で、勉強をする気が失せてしまった。
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