は~ほ

・敗者復活(はいしゃふっかつ)

 それまでに敗退したプレイヤーを対象に実施するクイズ。ここで勝ちあがった1名が敗者復活となる。大抵の場合、1×失格のルールが採用され、対象となるプレイヤーの多さからも敗者復活を勝ち抜けるのは至難の業となっている。「敗復(はいふつ/はいふく)」とも。


・早押しクイズ(はやおしクイズ)

 問題の答えが分かった時点でボタンを押し、最初にボタンを押したプレイヤーに解答権が与えられる形式のクイズ。


・早押しボード(はやおしボード)

 誰かがボタンを押した時点で問読みが止まり、解答者全員がボードに答えを書いて解答する形式のクイズ。早押しで解答した者は正解時のポイントも多く与えられるが、逆に誤答時にはポイントがマイナスされるなど、ハイリスクハイリターンとなる。


・パラレル

 問題文中に「ですが」と入る問題。問題文中で強調される部分が変化するなど、クイズ文法的な攻略法がある。


・白虎杯(びゃっこはい)(★)

 毎年夏に関西圏で開催される、高校生を対象としたクイズ大会。主催は関西圏の大学生クイズプレイヤーが行っている。出題される問題は短文基本であり、高校生短文基本ナンバー1決定戦としての地位を確立している。


・WHQS(フークス)(★)

 県立西高校クイズ研究会のこと。West Highschool Quiz Societyにちなむ。速水真によって創設され、現在2年目。


・フォロー

 早押しクイズの問題について、正誤判定の後に問題文の続きや答えを解説すること。クイズ大会では得点表示とセットで行われることが多い。


・二つ名(ふたつな)

 クイズ大会において、主にSFまで進出した者に与えられる特別な称号。カッコよさを重視したものからおふざけが入ったものまで様々である。大会スタッフのネーミングセンスが問われる。


・Freeze(フリーズ)

 クイズルールの1つ。誤答はn回目でn問の解答権剥奪(1回目の誤答では1休、2回目の誤答では2休……)となる。規定○数到達で勝ち抜け。誤答失格はないものの、ドツボに嵌まれば解答権が剥奪され続けるというルールである。3Rで実施されることが多い。


・フリバ

 フリーバッティングの略。特にルールを決めずにとにかくクイズを行うこと。


・プレート

 クイズ大会で紙抜けした人に与えられる紙。色画用紙の一面にはペーパークイズの順位が、もう一面には名前等の情報が書かれたA4のコピー用紙が貼られていることが主である。2Rで与えられるアドに応じて、赤(3アド)→青(2アド)→黄(1アド)→緑(0アド)と色が変わる。また、シードがある場合にはシードの者に黒プレートが与えられたり、紙抜け次点の者に紫プレートが与えられたりするケースもある。


・BasiQ(ベーシック)(★)

 毎年3月に関東圏で実施される、学生レギュのクイズ大会。出題される問題は短文基本であり、学生レギュの大会では最大の大会となっている。多くの学生クイズプレイヤーにとって、この大会で優勝することが最大の栄誉とみなされている。大学生までが参加可能だが、過去には高校生が優勝したケースも存在する。


・ペーパークイズ

 筆記で紙に解答するクイズ形式。純粋な知識量と最低限の思考力が問われている。1Rで実施されることが多く、この結果によって早押しボタンを押すことができるかどうかが決まってくる。


・ベタ問

 あまりにも出題される頻度が高く、広く認知されている問題。


・ボタンチェック

 早押しクイズを実施する前に、ボタンが正常に作動するかを確認する儀式のこと。端のプレイヤーから順にボタンを押し、作動を確認する。ボタンチェックが終わった後、全員で拍手するのが定番となっている。ただし、ボタンチェックをしたにも関わらず、クイズ中にボタンが正常に動作しないケースも存在する。

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