異香紅茶図鑑
霧谷 朱薇
1-序章
人間の傍らでそっと息づく〝隣人〟たちの間で、まことしやかに囁かれている噂。
『黄金色の柔らかな光と薄霧が揺らめく森の
『黄昏と夜が混在しているようなその庭園に時間の概念はなく、また季節も無いようで様々な花が咲
いているのだとか』
『誰が、何のために創ったのか分からないが。
心が溶けるように甘いお菓子と、幸福に溺れるような紅茶を並べて。
〝紅茶の化身〟たちは、いつまでも、終わらない御茶会をしている。
そんな、
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