いずれ最強の物語の綴り手(Story Teller)と為る者の旅路

第零話 大いなる旅路の始まり

　成瑠実　　　　　「やっと傷が治った　あの戦いからもう三年か... 」

　■■■■■■■　「時の流れは早いと思わないか？　主よ」

　成　「ああ、本当にそう思うよ、■■■■■■■」

　この世界に住む人と神話生物による争いは六年前、神話生物が人の世界に侵略する形で突如として起こった。

　終戦後、その戦いにより総人口は一割ほどになってしまった。

　成　「あの時は驚いた、■■■■■■■たちが侵略にきたときは『世界の終わりだ』って言っている奴が多くいたからな」

　■　「それは本当のことだぞ　我らが勝っていればの話だがな」

　成　「ああ、そうかい　　しかし、あの戦いでの死者は本当に多い　だが不自然なぐらい行方不明者も多い、いや、多すぎる」

　■　「それには同意だ　死体どころかその者らの装備すら見つかっていないんだろう」

　成　『そう、それなんだ　あの戦いの二番目の不審点は　だが一番目の不審点は』

　■　「だがまぁ　一番不可解な点は我が主と離れた地で命のやりとりが終わったときには、敵味方の両方がいなくなっていたことだろう」

　成　「ああ」『敵味方含め五千万はいたんだぞ！　自分が離れた数時間で全員痕跡もなく消えるなど何があった！』

　■　「我より弱いとは言え、神話生物の執行官第二位から第七位までいたんだ」

　成　「それに自分と同レベル程度の兄と妹も居たんだ　本来は自分の天賦（スキル）でこの世界中のどこにいても特定できる」

　■　「それはつまり」

　成　「この世界にはいないんだと思う」

　■　「別世界　ってことか　なら連れ去られたのか？」

　成　「いや、違う　そして自分には心当たりがある」

　■　「何だ？」

　成瑠実　　　　　「お前との闘いの決め手となったあの斬撃だ」

　■　「つまり？」

　成　「じ、自分が原因だとｵ､ｵﾓｳ」

　■　「...]

　成　「だ、だからあの時と同じように斬撃を放てば　自分たちも別世界への裂け目に飛び込めると思う　今からするつもりだけど大丈夫か？」

　■　「ああ、問題はない」

　成　「そういうことなら　早速！」

　成瑠実は『無名墓碑』を構えこう唱える

　　　　　『裂空斬』

　放たれた斬撃は空間を裂き世界と世界の壁をも断つ防御不能の一撃必殺

　■　「どうやら上手くいったようだな」

　成　「じゃあ行くぞ■■■■■■■」

　■　「了解」

近況ノートに細かいことは書いてありますが短すぎてどんな物語か伝わらないと思います。

読んで頂いた方がいれば続けるつもりです。