無意識

辛いと言う前に

辛いと言われたら

自分の辛いを慌てて引っ込める

これは優しさではなくて

本能的な恐れだ


病みながら

無意識に詩を書いている

いや、詩ともいえないような

言葉の欠片を繋いで


文字に縋りたくなるけど

それは頼りなくこぼれ落ちていく


言葉になり切れないままの


思いばかりが積み重なって

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