第32話

「着いたよ。」


車に乗って僅か数分。


目の前には大きな倉庫があった。


その周りには大量のバイクが並んである。


蒼良って人数多いけどこんなにもあると凄いよねー。


洸さんを先頭に中に入っていく。


「「「総長!おかえりなさい!」」」


倉庫内にも響く声、声、声。


中には蒼良の人達がそれぞれ好きなことをやっており、洸さんに気づくと綺麗に整列して挨拶をした。


おお、なんか凄いね~。


「律花さん、おかえりなさい!!」


洸さんとりっちゃんはそれぞれ挨拶を返していく。


「あれ、あの人.....」


その後ろを歩く優愛の存在にやっと気づいたらしい。

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