第125話
そして、2人同時にバトンが渡され同時に走り出した。
『うわぁ本当だ、2人ともめっちゃ早い……』
2人とも負けじとって感じで同じスピードで走ってる。
どちらも譲らないって勢いだわ。
パーン!!
見ただけじゃわからないほど2人は同時にゴールした。
これは、先生がどう判断するかなんだけど……
「只今の結果は…………2組の勝利です!!」
2組……2組……
『えぇ?!私達優勝?!!』
「うぉぉぉ!!!やったぁぁぁ!!」
誰よりも声を上げているのは意外なことに田中くんであった。
田中くんを見て皆呆気に取られていたがやっと状況が飲み込めたようで、クラスは声を上げ盛り上がった。
涼介と総長さんは何か会話をし、ハイタッチをしていた。
いいね、青春だね。
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